sitの意外な意味part 2

sitの意外な意味part 2
Photo by Elijah Hiett / Unsplash

sit on〜:〜に対処するのを遅らす/〜を公表しないでおく/〜を口止めする

前回の記事でsitには、「ある程度の時間そこに存在する=居座る」という意味があると紹介しました。今回はその流れでsit on〜という熟語をシェアします!

⭐️sit onの後ろにモノがくっつく場合(sit on something)⭐️

2つの意味があります。

①「〜に対処するのを遅らす」

The company has been sitting on my application for weeks.

その会社は、私の応募用紙を何週間も放置している。

I sat on making this decision for one year.

この決断を下すのに、1年間かかった。

もっと早く決断しなくちゃいけなかったのに、1年もかかってしまったというニュアンスです。どちらも例文も、ある程度の時間感がありますね。それにしても日本語で直訳するのは難しいな😅

②「〜を公表しないでおく、〜を隠しておく」

こちらはsitの元々の意味「座る」でイメージした方がわかりやすかも?何かの上に座って「隠しておく」んです。ただ、ここでも「隠す」ではなく「隠しておく」というある程度の時間感が含まれてるのがわかります。

The government had sat on revealing their scandal until the election was over.

政府は選挙が終わるまで、不祥事を公表しなかった。

⭐️sit onの後ろに人がくっつく場合(sit on someone)⭐️

「〜を口止めする」という意味になります。誰かの上に座る=口止めするでイメージしやすいですね👄

My boss sat on me to make sure I didn't say anything bad about him.

ボスは、彼のことを悪く言わないように私に口止めした。

この例文をダーリンに見せたら「え?ボスが君の上に本当に座ったの?」と言ってきた😂辞書に載っている旨を伝えたら、そういう使い方した事もないし聞いた事もないよと言ってたので、あまりcommonではない様です。

以上いかがだったでしょうか?sitという一見簡単な単語でも、掘れば掘るほど色々出てきて英語って深いな。と思った私です。笑