Pushの意外な意味

push : (出産時に)いきむ

pushといえば、「押す」ですが、出産時に使うpushは「いきむ」です!!!!!英語圏で出産する人は、必須単語です。

さて、今日は私の出産秘話をお話ししたいと思います。笑

私はアメリカで出産したんですが、こちらでは無痛分娩が普通です。私はちょっと迷ってたので、健診時にドクターに相談したら、「その時決めればいいよ!」と言われました。

そう、こちらの無痛分娩は、無痛の薬を入れたいタイミングで頼めば、すぐ手配してくれるのです。なので、事前に決める必要はないとの事。

私は「じゃ、我慢できないくらい辛くなったタイミングで頼もう!」と思っていたのです…その結果、最後まで我慢しちゃった!!!!!!!いや、めちゃ痛かったんですけどね、なんか、もうちょっと我慢できるかな…もうちょっと…で、無痛の薬を入れれる最後のタイミングを逃してしまった。笑

担当だったナースさんが普通分娩に慣れていなくて、子宮口が全開になってから、ちょっと手探りだったんですよ。で、別のベテランナースさん登場。その人が来てからがすごかった…😨

普通、出産って、ベットに仰向けになってうーうーっていう感じのイメージじゃないですか?私、全然違ったのよ。笑

まず、赤ちゃんが産道を通りやすいようにと、ベッドで横向きになって足を上げて(自分で持って)pushして下さいと。

えっ、自分で足もつの?持ってくれないの?そんな余裕ないよ!!!!笑

特に進展がなかったので、次は、スクワットの体勢して下さい。と。

えっ陣痛めちゃ痛いのに立つ?ベットから自分で降りる?スクワット?えっかがむの?と混乱しながらもスクワット体勢になってpush。

これが良かったみたいで、結構お産が進んだのです😏

次はベットに戻って、後ろ向きでうん◯座りして下さいと。

おいおい…と思いながらも、もうここまで来たらやるしかない!とまた自力でベットに這いあがり、体勢を整える。出産経験者の方はわかると思うけど、もはや恥という言葉は無意味だよね。笑

これが効果テキメンだった!最後の瞬間のちょっと前まで、ずっとこれでpushしてました💩

とまぁ、ずいぶんとアクロバティックなお産だったのです。


こんな感じだったので、ナースさん達の応援がすごかった!

「You are doing great!」

「You are amazing!」

とか、アメリカ的な有りとあらゆる褒め言葉+励ましの言葉をシャウトしてもらいました。痛かったし、大変だったけど、彼女たちの応援は本当に力になったなぁと思いました。ありがとう。国が違っても、言葉が違っても、ナースさんってのは、本当に素晴らしいね🥺

最後に、

「You are brave!」

と言われました。マジで普通分娩で産む人いないんだろうなぁと感じた一言でした。笑  


ダーリンには立ち会ってもらったのです。出産に一生懸命で多分英語わかんなくなるなと思ったから。訳してもらおうと思ってさ。

でも、全然英語わかった。大丈夫だった。笑

体は大変でも、意外と頭ははっきりしてて英語を理解している自分に驚きました。そういうもんなんですね〜それにダーリンは横でオロオロして日本語訳できてなかったしね😅ダーリンがいてくれて良かったですけどもね👨